「体が昔から硬いのは遺伝でしょうか?」

こんにちは、トレーナーの新井です。

今日もお読みいただき、ありがとうございます。

 

体の柔軟性は遺伝なの?今からでも柔らかくなれるの?

 

お客様から「体が昔から硬いのは遺伝でしょうか」とご質問をいただきました。

 

ストレッチや柔軟を始めようと思ってもなかなか自信が持てない。

 

そんなお声もよく耳にします。

 

結論をお伝えすると、体の硬さに遺伝が影響している部分は少しだけあります。

 

たとえば、関節の形や筋肉のつき方には個人差があり、生まれつき柔らかい方もいれば、そうでない方もいます。

 

ですが、柔らかくなるかどうかは、遺伝よりも日々の習慣や体の使い方の方が、はるかに大きな影響を与えます。

 

今は体が硬いと感じていても、それは単に筋肉や関節を長年動かしていなかっただけかもしれません。

 

使っていなかった体のパーツを、ストレッチをして少しずつ目覚めさせてあげる。

 

それだけで、柔軟性は確実に変わってきます。

 

たとえば、お風呂あがりに3分だけ、ももの裏や肩まわり、背中などをゆっくり伸ばしていてください。

 

これを毎日続けるだけでも、数週間後には体がスッと軽く感じられるようになると思います。

 

ストレッチのときには、痛みをガマンする必要はありません。

 

多少の痛みはあることはいいのですが、無理にぐいぐい伸ばすよりも、気持ちいいと感じる範囲でゆっくり伸ばす方が筋肉は素直にゆるんでくれます。

 

また、動きながらほぐすストレッチもおすすめです。

 

ラジオ体操のように、体を大きく動かすことで血流が良くなり、筋肉も伸びやすくなります。

 

一番大切なのは、完璧を求めすぎないことで、他の人と柔らかさを競う必要もありません。

 

昨日よりもほんの少し伸びた感じがするかもしれない。

 

それだけでも十分な前進です。

 

何歳になっても体は変わります。

 

時間をかけて体と丁寧に向き合えば、きちんと応えてくれます。

 

柔らかくなっていく自分の変化を、ぜひ楽しんでくださいね。

 

ということで、今日は以上です。

 

 

最後までお読みいただきありがとうございました!!